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内科一般・呼吸器内科
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・キズを消毒してガーゼをあてる(乾燥させる)
・カサブタは治った証拠
⇒以前は常識とされていたことですが、実は間違いなのです。
・消毒薬は一時的に細菌数を減らしますが、それを上回るデメリットとして、キズ表面の細胞やキズを治すために必要な細胞まで傷害する作用があります。また、キズが乾燥しても同様のことが起こります。
・また、キズがあるとすぐジュクジュクしてきます。これは実は膿ではありません。キズを治そうとする液体成分(滲出液)なので、これも乾燥すると働けなくなってしまいます。
・カサブタは、キズを治そうとする細胞などが乾燥のために働けず、死んで固まってしまったものです。治っているわけではありません。しばしば、カサブタの下で化膿してしまいます。
☆湿潤療法(うるおい療法、モイスト・ウンド・ヒーリング)とは、ケガやヤケドなどで傷ついた細胞を乾燥させず、うるおいを保てるように被覆材で覆う治療法のことです。
消毒薬は人間の細胞を障害するというデメリットが大きいため使用せず、水(生理食塩水や水道水)で洗浄します。また、ガーゼもきずを乾燥させてしまうため、創面には直接使用しません。
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